注文住宅は建売住宅よりも高くなることが多い傾向にありますが、実際には施主と設計士、ハウスメーカー側と打ち合わせを重なることで建売住宅よりも見栄えが良くても安く施工することは不可能ではありません。基礎工事や耐震性の強化、外壁や屋根、断熱材や窓ガラス等に関しては節約をすべきではないことは明らかですが、施主の要望によっては大きく節約できる事例は沢山あります。水回りの設備のランクの選択でも節約をすることはできますが、事例の中には床面をバリアフリーに希望した場合、床材は敢えて張らずに合板のままで済ませる方法があります。インターネット上には沢山の住宅資材を販売する通販店があり、有名なECサイトでも取り扱いがあり、床材はパネル式のフローリングにしたり、クッションフロアにDIYで施工することで大幅に節約を行うことが可能になります。
通販サイトで購入できる床材はそもそもがDIY向けの商品も多く、素人でも簡単にカットすることができ、張り合わせは接着剤や両面テープ式などもあり、この範囲であれば難しい作業ではありません。クロスに関しては素人では綺麗に貼ることが難しい範囲になるので注文住宅を建てるハウスメーカーに任せる方法にメリットがありますが、床材同様にECサイトから探すと貼り直しができるクロスを探すことができ、このタイプであれば素人でも簡単に施工できます。全ての床面とクロスを家族で施工するには時間がかなり掛かってしまうものの、逆の発想では注文住宅の魅力をそのままにして楽しみながらDIYを行えることは注文住宅だからこそできるメリットになります。