注文住宅の木造一戸建ては天然無垢材を使用して建築されることが多く、長持ちします。構造体は腐敗しにくく、経年劣化する壁材は新規交換が可能だからです。注文住宅は構造体以外の部分は、新規交換しやすいので、リフォームしやすくなるメリットが備わっています。コンクリート基礎は長持ちしますし、木材で施工されている土台と柱と梁も長持ちします。
天然無垢材は自然の湿度調整機能が働きますので、腐敗しにくいからです。柱と梁の構造で支えられるので、壁は自由に撤去できます。筋交いで耐震性を強化していることは多いですが、筋交いを外すことは可能です。基本的に柱と梁で建物を支えられる構造なので、壁材を撤去するときに同時に筋交いを撤去しても建物には影響ありません。
新しく壁材を交換リフォームするときに、筋交いも新しく施工できます。壁の位置を変更する場合は、変更した新しい壁材の場所で筋交いを新設します。部屋を広くするために、壁材を撤去するだけの場合は、別の場所で耐震性を強化すると良いでしょう。壁材の新規交換の場合でも、完全な撤去による間取りの変更の場合でも、柱と梁の木造軸組みを基本にして耐震性や耐風性を計算しなおすことができるので、リフォームはスムーズです。
注文住宅はリフォームの自由度が高く、時代に合わせた間取りの変更も可能です。家族構成や流行に合わせて、間取りの変更を楽しめば、新築同様の住まいにしあげられます。建て替えたかのような新鮮さを満喫することも可能になります。