注文住宅で一戸建てを建築すると、建材の余剰分が発生することがあります。天然無垢材は高価で貴重ですから、余剰分も有効活用しましょう。注文住宅を取り扱っている工務店の多くは、備え付け家具に対応してくれます。造り付け家具と呼ばれることもあります。
一戸建ての建物と一体化して固定されて造られるので、地震が発生した徒に転倒する危険性がありません。家具を設置すると、壁との隙間にホコリが積もってしまったり、清掃が困難になることもありますが、備え付け家具は無駄なく安全に施工してもらえるので清潔に管理しやすい利点があります。備え付け家具は、どのような場所でも柔軟に収納スペースにできるので、トイレや廊下などの限られたスペースにも対応できます。天然無垢材を使用して施工してもらえるので、収納スペースそのものも湿度調整が機能して衛生的です。
天然無垢材を使用して、食器棚を備え付け家具として施工してもらえば、害虫の被害が発生しにくく、衛生的に食器類を保管できます。湿度調整機能の効果でカビも発生しにくく、雑菌の繁殖も抑制できます。除湿剤や防虫剤を設置しておく必要がないので、家計への負担も軽くなります。キッチンの足元の床近くや、湿気が溜まりやすい箇所ならば、除湿専用の炭を設置しておくと、ほぼ半永久的に除湿効果を得られます。
注文住宅を取り扱っている工務店では、住まいの除湿に適した炭の知識もありますので、炭を活用したいときは相談しましょう。市販されていない除湿専用の炭は、工務店を通して購入できることが多いです。