注文住宅を作る際に失敗しがちなのが、コンセントの配置です。注文住宅の各部屋にコンセントは必要になりますので配置をするようになりますが、その位置をよく考えてから作るようにしなくてはならないのです。コンセントの数は各部屋に二か所ずつ程度あればいいというものでもありません。注文住宅では本当に必要な場所に配置するようにしておかなければ、家具の配置の仕方も限られてくるようになるのです。
どの位置にコンセントが必要になるのかを失敗しないためには、その部屋の図を用意して、その中に家具を置きたい場所に書き込んでいくようにするといいでしょう。例えばリビングなどの場合は、テレビの配置を考えなくてはなりません。テレビ周辺では、さまざまな電化製品を使うようになります。テレビ、ＤＶＤレコーダー、ゲーム機などを使いますので、コンセントをさす数も必要になるのです。
そして食卓を置く場合には、その周辺にはコンセントは必要ないと考えてしまいがちですが、やはりあったほうがいいでしょう。食卓の上ではホットプレートを使って調理をすることもあります。家族で焼肉を楽しんだり、お好み焼きを焼いたりもしますので、コンセントが必要になるのです。それだけではなく広いリビングの場合には、掃除機をかける事も忘れてはいけません。
掃除機をかけるためには、部屋の中央部分にコンセントがあったほうがいいでしょう。部屋の中央にある事によって、コードを抜き差しすることなく部屋全体を一気に掃除機をかけることができるようになるのです。